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女性の一人暮らし賃貸アパートで下着泥棒!洗濯物が盗られ危険!


女性の一人暮らしは男性とは違い、気を付けなければならない点があります。その中でも一番重要なのは「セキュリティ」です。

エントランス部のオートロックは、最近ではマンションでもアパートでも、設置してある賃貸物件が多くなりました。しかし、見落としがちなのは、ベランダ側のセキュリティです。

今回、体験談を教えていただいた女性は、賃貸アパートの1階に不安を覚えつつも、部屋の設備が気に入ってしまい、住み始めたそうです。そこで、その不安が現実のものとなります。

では早速、何が起きたのか見ていきましょう。

女性の初めての一人暮らしは賃貸アパートの1階

私は31歳の育児休業中の主婦です。3年前に結婚を機に引っ越しをしましたが、以前住んでいた賃貸アパートについてお話しします。

それまでは実家住まいで一度も家を出たことがなかったのですが、25歳の時に今の職場に転職したことで安定した収入が得られたので、一人暮らしをする決意をしました。

実家と職場もそう遠くはなかったのですが、もう少し職場に近いところが良いかなぁ、ということで、ちょうど中間の辺りにある賃貸アパートを借りることにしました。

賃貸会社から紹介を受け、実際に見てみるとなかなか部屋も広くて築年数も浅く、一目でその賃貸アパートにすることを決めました。賃貸会社も空きが出たらすぐに入居が決まってしまうような人気の物件です、とおっしゃっていて、その後押しもあり即決してしまいました。

ただ一つ気がかりだったのが、私が借りた部屋がアパートの一階だったことです。

女性の一人暮らし賃貸アパートでベランダの洗濯物に異変

時々「女性の一人暮らしは、あまり一階には住まない方が良いよ」と聞いた覚えがあり、即決した時に、その言葉が頭をよぎったのを今でも覚えています。

しかし、その時付き合っていた今の旦那(その当時はまだ結婚していませんでしたが…)彼も居たので、そんな心配しないで大丈夫だろうと思っていました。

そんな感じで半ば、勢いで始めた一人暮らしでしたが、住み心地も良く、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなども近く、立地も良いので満足した一人暮らしを過ごしていました。

そんなある日の朝に、少し変わったことがありました。

仕事に行く準備をしようと、ベランダに干してあった靴下を取りに行くと、その靴下が下に落ちていました。

女性の一人暮らし賃貸アパートで下着泥棒!?

洗濯バサミで挟んで干してあったので、落ちているのは初めてでした。それに天気が悪かったわけでもなく、風も全然吹いていませんでした。

「不思議だなぁ」と思いつつも、あまり気にせずその時はそのまま仕事に向かいました。

それから何日かしてある時、洗濯物をたたんでいると、最近下着が少ないなと気づきました。そういえば最近あの下着つけていない、洗濯した覚えもない!と。

私が無防備過ぎたのかもしれませんが、普段洗濯物は全てベランダに干していました。外からは、壁の隙間から覗かないと見られない構造になっていたので、下着類も普通に干していました。

隙間といっても、頑張れば腕一本入るような隙間なので「そこから盗られたのか!」と気づき、そして靴下が落ちていたあの日が犯行日か、と思うとゾッとしました。

アパートを決める際には、一瞬でも感じた不安を大事にすべきだったな、と感じた経験です。また、賃貸業者など貸す側も、1階は女性にはお勧めしない、など住人の立場に立って紹介して頂けると嬉しいです。

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まとめ

もし賃借人のターゲットに女性が含まれる場合、大家は、女性が自分の物件に住む場合に起きうる事態を考慮して、物件仕様を決めるべきです。

例えば、「エントランスのオートロック」「室内の防犯ブザー」「室内洗濯物干し」「1階ベランダのセキュリティ」です。

特にベランダのセキュリティ仕様の決定は難しく、セキュリティ性能を高めると、日光を遮光してしまい暗い部屋になってしまうなど、デメリットもありますので、施工業者と十分な検討が必要です。

また今回の体験談の場合、洗濯物の内容から「女性の一人暮らし」が推測されてしまいます。自分の物件で何か事件が起きてからでは遅いので、貸す側も女性は1階には勧めない、など配慮が必要です。