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木造アパート隣人はパンク好きの学生…音楽の大音量で皆が大迷惑


木造アパートで住人が不満に思うNo.1は、やはり騒音問題です。

住人それぞれの心遣いやマナーで、ある程度はふせげるでしょう。しかし、中には周囲の事を考えない住人もいる事は確かです。

テレビのニュースでも、ご近所トラブルが発展して大問題になる原因は騒音、という事件も良く聞きます。

今回体験談を語ってくれた方も、騒音問題に巻き込まれた一人です。
どのような騒音問題だったのか、さっそく見ていきましょう。

木造アパートの壁が薄くて防音を全くしない

40代の男性会社員です。現在は妻も子供もいて、3年前に分譲マンションを購入し都内に住んでいます。

もう20年近く前の話になりますが、私が大学生の頃に横浜に住んでいました。大学から徒歩20分程の地域に家賃6万円程の木造アパートを借りて一人暮らしをしていました。小さな木造アパートで各階4部屋で2階建ての計8部屋の物件でした。

間取りは1Kと狭かったのですが、大学生の一人暮らしには十分で、割と新しい物件でしたのでその点は快適でした。

ただ、その木造アパートの問題点はとにかく壁が薄く防音が全くといっていい程機能していない点でした。

私は1階の部屋に住んでいましたが、隣室からの電話や話し声はもちろん、口笛の音、テレビの音、トイレを流す音など、両隣と上の階から常に聞こえてくる状態で、部屋にいるかどうかがいつでもわかる状態でした。

木造アパートの隣人はパンク好きの学生

特に問題だったのが隣室の住人でした。壁が薄いのを知ってか知らずか、音楽を大音量で聴くのが好きな人のようです。隣人が音楽を聴き始めると、本当に大げさではなくクラブにいるような感覚で音楽が流れて来るのです。

しかもその隣人は、毎朝目覚まし時計代わりに音楽を大音量で流すので、こちらも隣人の音楽で目が覚めてしまうという状態でした。

暫くは我慢をしていたのですが、何とある日、隣人がいつものように音楽を聴いていると、私の部屋を挟んで、さらに隣の男性が私の家に尋ねてきて「ちょっとうるさいんですけど」とクレームを入れられました。

事情を説明し、一緒に音源の隣人の部屋を訪ねることにしました。

ノックをすると、音源の隣人が出てきました。見た目は恐らく同じ学生と思われる風貌でしたが、ある意味イメージ通りというか、パンクが好きそうな髪型と服装をしている男性でした。

結局何も解決されずに我慢することに…

とりあえず、やんわりと騒音で迷惑をしているということを伝えると、あちらの言い分としては「お前こそいつもテレビや話し声がうるさい」とのことでした。

明らかにあちらの方がおかしいと思ったのですが、一応言い分を考慮し、お互いに気を付けましょうということでその時は穏便に済ませることにしました。

しかし、その後も隣人の音楽は鳴り止むことはなく、隣人の上の住人が「うるせーぞ!」と夜間に叫ぶ声が聞こえたりと、もう何が何だかんだかわからない状態になりました。

結局、2年程我慢してそのアパートに住んだ後、引っ越しをしたのでその後のことはわかりません。

最近もテレビのニュースで、集合住宅の防音の欠陥や、近隣トラブルの話題が後を絶ちません。この経験以降は賃貸で物件を借りる際に、防音性というものを重視して選ぶようにしています。

ただ、防音がしっかりしている賃貸物件って、意外と少ないんですよね。

集合住宅で近隣とのトラブルの多くは「騒音」であるということを考えると、もう少しオーナーさんもそのあたりを考慮した物件作りを考えてもらいたいと思います。

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まとめ

もう20年以上前の話ということで、当時の木造は確かに防音性に劣る素材でできた壁が主流でした。

現在では、木造でも防音性に優れた壁で作られることも多くなりましたが、100%安心というわけではなく、生活音は響きます。

このような場合は、契約時に騒音マナーについて守る事、また、クレームはすぐに管理会社に連絡して対応することを伝えれば、抑止力になると考えます。

また、入居者は学生ではなく社会人にする、などで対策をしている大家もいらっしゃいます。