激安のボロ賃貸アパートで空き巣被害!セキュリティは重要です
空き巣被害、良くテレビでは聞きますが、何か他人事のように聞こえてしまいます。実際、どのような被害なのでしょう。
今回、体験談を話していただいた方は21歳の学生さんですが、空き巣被害に合われています。被害に合われて、今後、物件を選ぶ際に気を付けたいポイントも学んだそうです。
では早速、どのような状況で被害に合われたのか見ていきましょう。
学生なので安い賃貸アパートに住むことにしました
私は、21歳で名古屋に住んでいるのですが、一人暮らしがしたかったのですがお金があまりなく、安い賃貸アパートを探していました。
駅前の不動産業者で賃貸アパートを探し、お店の人に聞いてみたら、通っている大学から徒歩5分で、さらに家賃が3万6000円のとても安い賃貸アパートを見つけました。少し建物は古かったのですが、家賃が安く大学からも近いのでそこに住むことにしました。
敷金礼金も無料で、初期費用がほとんどかからず、引っ越し費用もかなり節約ができました。さらに共益費も1000円と安く、ネット代も家賃に含まれていたので固定費の節約にもなりました。
やはり安かろう悪かろうのボロ賃貸アパートです
住んでみて思ったことはそこまで大変なことはなかったのですが、不満点もいくつかありました。特に、夏と冬が過ごしにくいことです。
夏は扉の隙間から虫が入ってきて、生ごみにハエが群がってかなり大変でした。さらに蚊もいるので、やはり安いだけあって普通の賃貸よりはあまりよくない環境だと感じました。
辺りに背の高いアパートがあって冬は全く日が当たらず、とても寒かったです。さらにすきま風も入ってくるので、この点は少し不満でした。しかし夏は涼しかったです。
とは言っても、やはり値段相応のボロ賃貸アパートです。
空き巣被害で引っ越すことにしました
一年程度そこのアパートに住んでいましたが、ちょっとした事件があって引っ越すことにしました。
それは、空き巣に入られたことです。
その日は授業に遅刻しそうになってしまい、スマホと教科書だけ持っていき、財布を家に忘れてしまいました。さらに鍵もかけ忘れてしまいました。
授業が終わって家に帰ってきたら、財布に入っていた1万2千円と、引き出しに入っていた外国のお札がなくなっていました。
このアパートは一階にあり、オートロックでもないので簡単に誰でも入ることができます。契約する時に、セキリュティが甘いことは分かっていましたが、自分が空き巣に入られるとは思いませんでした。
一度空き巣に入られると、もう一度入られる心配もあり、怖くなってすぐに引っ越しを決意しました。
セキュリティを重視して次の物件を探します
アパートは自分の帰る場所であり、安心感がないと毎日が不安で落ち着かなくなってしまいます。そういったセキュリティ面で安心感がもう少しあれば良かったと思います。
洗濯物も、誰でも入れる場所に干さなくてはならなかったので、セキュリティ面でベランダ等もあって欲しかったな、と思いました。
学生はお金に余裕もなく安い物件を選んでしまいがちですが、あまり安い物件だと思わぬ落とし穴があるので、物件を選ぶときはセキュリティ面も含めて慎重に選ぶべきだと学びました。
みなさんも引っ越す時はネットで選び方のポイントを調べたりして、慎重に物件を選びましょう。
まとめ
空き巣に入られるのは稀だと考えますが、1度は被害に合うと財産はもちろん、思い出の品も、大切なデータも、貴重なものは全て無くなってしまいます。保険で補償出来る事もあるでしょうが、思い出の品は取り返せません。
そのリスクを考えると、賃貸を選ぶ際にセキュリティを重視する賃借人も多いでしょう。特に女性の住人は、セキュリティを一番重視しますし、安心感があれば長く住み続けてくれます。
オーナーは自分の物件のセキュリティがどう管理されているのか、今一度確認してみてください。入居者の入れ替わり時に、キーの交換は絶対に行う事も重要です。