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良いアパートは賃貸需要ある!不動産屋もキャンセル出たら教えて


大家を目指す方は賃貸需要のある時期を知っておき、リフォームや客付けの戦略を練る必要があります。動きの無い時期に物件価値を上げておき、繁忙期に出来るだけ高い家賃で成約させるためです。

今回、体験談を教えてくれた方は結婚を控え、まさに繁忙期に賃貸アパートを探しましたが…

では早速、何が起きたのか見ていきましょう。

不動産屋で初めての賃貸アパート探し

現在33歳専業主婦です。約6年前、結婚を機に実家を離れ、主人と愛知県内にある賃貸アパートを借りて暮らしていました。

お互い実家を出た事がなかったので、物件探しも何から始めたらよいのかよくわからず、とりあえず近所の有名な不動産屋に行きました。

条件としては、主人の会社へ通える範囲であることくらいでした。担当の方がいろいろ物件を見せてくれたり、実際に見学に連れて行ってくれたおかげで、自分たちの譲れない条件も出てきたりしていくつか候補を絞ることができました。

最終的には2つの物件に絞り、どちらにするか悩みました。1つは主人の会社から近い2DK。もう1つは会社からは少し遠くなるけど、部屋は広々の3DK。

悩みに悩み最終的には、会社に近い2DKに決めました。仕事も忙しくて帰るのが夜遅くなっても、出来るだけ2人の時間を取れる方を優先しました。そして翌日、不動産屋の担当者に決定した事を電話すると、まさかの展開に。

良い賃貸アパートは賃貸需要も高い

私たちの決めた2DKの部屋は、もう既に決めたお客さんがいるとの事でした。

がっくり肩を落とし、第2候補の3DKの部屋の空き状況を聞いてみると、そちらも既に決まっていると言われました。

私たちが部屋を探していた時期の2月は、良い部屋はすぐに埋まってしまう、との事でした。

賃貸アパートの物件探しが、こんなにも思い通りにならないとは思ってもみませんでした。また振り出しに戻り1から探し始めなくてはならず、今までの時間は何だったのかとガックリ。

ただ、迷っていることでどんどん先を越されるので、今度は早めに決めようと探し始めました。

また振り出しに戻った物件探しですが、今度は条件も家賃の上限も決まっているので、ネットで気になる所はどんどんピックアップして候補をリストアップしました。

この時期はまだお互い仕事もあるし、結婚式の準備もありかなり忙しい時期だったので、物件探しに時間を取られている暇はありませんでした。

不動産屋がキャンセルを教えてくれない

そうしてネットで物件探しをして3日経った頃、ある物件に目が留まります。

「愛知県OO市、2DK、収納たっぷり~」

この見覚えある物件は、そう、私たちの第1候補だった物件だったのです。

どうして?なぜ?理解できず不動産屋の担当者に電話してみました。するとあの時決めた人がキャンセルしたとの事です。

まさかの急展開!!

「キャンセルしたなら教えてくれよ!」

と思いながらもすぐに部屋を押さえてもらいました。こうして二転三転しながらも、結局は第1候補のアパートに住めた私たちでした。

その後は子供が生まれた時のことを考えると「家を購入した方がいい」という事になり、このアパートには1年程しか住みませんでしたが、夫婦2人だけのゆっくりした時間をこのアパートで過ごせました。

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まとめ

第1候補も、第2候補も先に取られてしまいましたが、運よく第1候補のキャンセルが出て入居できた体験談でした。

冒頭でも述べましたが、大家は入居付けの繁忙期を知っておき、その時期に合わせて先着的に運営をしていく必要があります。入居付けする時期で、家賃が変わる場合も多くあります。

具体的には、1月、2月、3月が一番流動性の高いハイシーズン時期になりますが、そこ以外にもあります。

4月、5月はゴールデンウィークに合わせて引っ越ししよう、という需要があります。また、9月、10月は転勤需要があります。11月、12月は、年末までに引っ越ししたい、という需要もあります。逆に、6月、7月、8月は、賃貸需要は停滞します。

自分の物件が、学生向けなのか、ファミリーなのか、サラリーマン向けなのか、その属性の賃貸需要のある時期を把握しておきましょう。