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新築木造アパートで喧嘩の騒音がうるさい。上からも隣からも!


木造アパートは、鉄筋コンクリート造(RC造)のマンションに比べ遮音性が劣るため、騒音問題と切り離せません。最近では、壁や床に遮音性の高い素材をつかうアパートも増えてきましたが、RC造と同レベルの遮音性にするのは技術的に難しいのです。

今回の体験談を語ってくれた方は、新築の賃貸アパートに引っ越したものの、後から入居してきた住人の騒音に悩まされました。

では、具体的にどのような騒音被害に合われたのか、見ていきましょう。

新築の木造アパートに母と引っ越しました

私は43歳で、現在は母と二人暮らしをしています。5年前に現在住んでいる木造アパートに引っ越して来たのですが、最初はかなり騒音に悩まされました。新築物件だったので、住み始めた頃はまだ全室人が住んでいなかったんです。
外は高速道路が近くにあるので、うるさいと言えばうるさかったのですが、騒音という程ではありませんでした。隣も一人暮らしの男性で、昼間はほとんどいませんでしたし、「なんだか一軒家に住んでいるみたいだね」と、母と話していたんです。
ところが、隣に中年のご夫婦が住み始め、さらに上の部屋に高校生風の男の子が住み始めてから、騒音に悩まされるようになりました。

隣の夫婦の喧嘩が絶えない!そして上の部屋の若い子も暴れてる!

まずは隣の中年のご夫妻なんですが、朝から晩までとにかく夫婦喧嘩が絶えないんです。せっかく寝ていたのに、朝の3時ぐらいになると、なんだか怒鳴り声が聞こえるんです。
何を言っているのかまでは聞こえないんですけど、女性の声が聞こえてきて、しばらくすると静かになるんですが、時間がたつとまた始まるという感じなんです。
そして、2階に住んでいる高校生の男の子は、なんだか毎日友達を連れて帰ってくるんです。ドスンッバタンッと、なんだか跳び跳ねているかのような音がして、笑い声が響くんです。
私は家で内職の仕事をしているので、声がする度に仕事に集中出来ないし、母も眠れなくなり、私も母も精神的にだんだん追い詰められました。

結局2年間、上の部屋には苦情を言えずじまい

本当は、管理会社に報告するのが正しいとは思うのですが、なんだかご近所トラブルに発展するのも嫌だなって思って、結局言えないまま時が過ぎました。
2年たった時に、2階の高校生は引っ越していきました。その時に、ご両親がみえて、騒音の事を謝罪していかれました。どうやら、他の部屋の人が管理会社に連絡をしたらしく、ご両親が一人暮らしは難しいと判断されたそうです。これからは遠くても自宅から通わせる事にしたそうです。
とにもかくにも、2階は静かになりました。次に越してきたのは、OLさんなので、とても静かです。

5年経った今でも隣の夫婦の喧嘩は絶えないのに、仲が良い!?

しかしながら、隣の中年のご夫婦ですが、やはり夫婦喧嘩は続いています。
やはり早朝から大きな声で起こされる事が多いのですが、もう最近では慣れました。母も最初は耳栓をして寝ていたのですが、最近では面倒くさいと外しています。
でも、不思議なのはあんなに喧嘩をした後なのに、そのご夫妻は仲良く腕を組んで出掛けるのです。まるで、夫婦喧嘩をしていたなんて嘘のようでした。
あんなに仲が良いのに、なぜ喧嘩になるのだろうと、窓からご夫妻を見る度に不思議になります。

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まとめ

住人側も、木造アパートではある程度の騒音はあると認識しています。その中でも、賃貸マンションよりも家賃が安い、などの理由で賃貸アパートを選ばれたりしています。

住人に長く住んでもらうために、オーナーも快適性を高める努力は必要です。例えば、防音マット、遮音カーテン、気密性の高い窓サッシ、ドアの隙間パッキンで気密性を高める、後付け吸音壁シート、これらはホームセンターでも買えるアイテムです。

せっかく入居したのにすぐに退去してしまう、空室が埋まらないと悩んでいる場合は、客付けの広告費を追加するよりも、自分の物件の欠点を補うための投資を行う方が先です。まずは、資産価値を高める設備投資の優先順位を上げましょう。