賃貸アパート階下の住人はスキンヘッド!怖くて1か月で即退去…
集合住宅では、お隣さんがどのような方なのかも、重要です。もし相性が合わなかったり、なかなか話が通じなかったりする場合、トラブルに発展する事も多いでしょう。
今回の体験談を語って頂いた男性の方は、賃貸アパートの階下の住人が怖くて、早々に退去された経験をされたそうです。
では早速、どのような体験だったのか見ていきましょう。
賃貸アパートで新婚生活をスタート
私は38歳の会社員の男です。妻とは8年前に結婚し子供が二人、長女と長男の4人で暮らしています。
現在は家を建て一戸建てに住んでいますが、8年前の結婚当初はアパートを借りて新婚生活をスタートしました。しかし、そのアパートで隣人トラブルを経験しました。
当時借りていたアパートは、岡山の郊外にある小さなアパートで、私と妻は二階の角部屋を借りることにしました。大家さんはとてもいい人で部屋を見に行ったときもとても親切に対応してくれたので、即決しました。
住みはじめるにあたって、下の階の方と隣の部屋の方にあいさつに行きました。この時になんとなく嫌な予感がしたのですが、まあ大丈夫だろうとあまり気にしなかったのが間違いでした。
賃貸アパート階下の住人はスキンヘッド
隣の部屋の方は普通の40代くらいの夫婦で問題なく普通にあいさつを済ませました。そして次に下の階へあいさつに行くと、出てきたのはスキンヘッドのおじさんでした。
奥さんもいて対応は普通だったのですが、どことなく怖い雰囲気を感じました。
部屋に戻ると妻が「いかつい人だったね・・」と。妻と相談して、下の階にはあまり大きな音を立てるのは止めようということになりました。
そんな静かな新婚生活がスタートして2日目、夕方仕事から帰るとチャイムが鳴りました。見てみると、下の階のスキンヘッドのおじさんでした。
ドアを開けるといきなり「うるさいんじゃ!静かにせぇ」と。私はとっさに「すいません、気をつけます」と答え、その日はそれで帰って行きました。
特に大きな音を立てたという意識がなくスリッパの歩く音がうるさかったのかと思い、その日からスリッパをやめました。
身に覚えのないクレームの嵐で退去を決める
しかし、その日からほぼ毎日、チャイムが鳴り「うるさいんじゃ!」と言われます。私も気が弱く何も言い返せないので潜伏生活のような日々が続きます。
それでもうるさいと言われ、半ばノイローゼのような状態になってきたので、出ていくことを決意しました。アパートを借りて、1カ月のことです。
大家さんにそのことを伝えると「うるさいって苦情がきてるなら、仕方ないね・・」と言われてしまいました。
あんな潜伏生活のような暮らしで、なぜ苦情が来るのかと思いましたが、特に相談には乗ってくれず、出て行ってくれるならありがたいといった感じでした。
これでわかったことは、アパートを借りるときに重要なのは「部屋の間取りや便利さ」だけじゃなく、「近所に住む人が危険じゃないか」ということが一番大事なんだなと思いました。
部屋の中は自分でアレンジして少々は我慢できますが、近所の人を変えることはできないので良い教訓になりました。
今思い出しても、怖い経験でした。
まとめ
怖くて入居1か月で退去を決め、新婚生活スタートから大変な体験をされた経験談でした。
大家は管理会社としっかり入居者の条件を決めておき、自分の物件でトラブルを起こさないように気を付けておくべきです。安易な入居付けは、結局、空室率を悪化させる原因となりかねません。
一度、住人として受け入れてしまうと、いくら大家でも退去させることは容易ではありません。法律では住人の権利の方が、大家の権利より優先されます。このような事態になる前に、しっかりと顧客を見極める事も重要です。